何を問うと大切にしている価値観などが出てくるか

価値観や大切にしているものを急に聞かれてもなかなか「これ!」と出てくる人は少ないかもしれない。

そこで、考えやすくするための問いをいくつかご紹介する。

私は、どんな未来の一員になりたいか?

  • what kind of future do I want to be part of?

出典が解らなくなってしまいましたが、この1つの問いは、価値観を出すのが少し簡単になる。

例えば、オープンさがある未来の一員になりたいと漠然と思ったら、「オープン」な事はきっとあなたにとって大切なことだといえる。

転職の時に良い問い

これが上手くいくためには、何が真実であることを証明しないといけないか?

  • what has to prove true for this to work?
  • what has to prove true for you to be happy? とも置き換えられます

もしくは、

あなたが幸せになるためには、何が真実であることが証明されなければならないかか?(DeepL翻訳を修正)

こちらは、『How will you measure your life?』by Clayton Christensen で仕事を変える際に検証するべき問いとして書かれているもの。

上記の問いを使った、毎日できる演習をご紹介する。

モヤっとする時の演習

  1. 心のスペースを一番うめているものを書き出す
  2. そう感じる基となっている価値感や理由を書き出す

例えば、

  1. 友達と上手く話せなくてちょっとモヤっとしている
  2. オープンであることが大切だと(自分は)思っているのに、正直に話せなかったから

寝る前の演習

  1. 今日、嬉しかったこと(上手くいったこと)を書き出す
  2. なぜ嬉しいと思うか、その理由を書き出す

例えば、

  1. 上司と話せてとても嬉しかった
  2. 話すことで安心できたから

ここで、自分は「安心」が大切なことだと抽出できる。また、「安心」したかった、話す前は安心していなかったという自分のニーズにも気がつける。

寝る前の演習 さらに付け加えると

  1. 今日、嬉しかったこと(上手くいったこと)を書き出す
  2. なぜ嬉しいと思うか、その理由を書き出す
  3. 「何」が満たされたのか、それを書いてみる

例えば、

  1. 上司と話せてとても嬉しかった
  2. 話すことで安心できたから
  3. 「チームの一員である」が満たされたから

嬉しいことや、上手くいったと自分が思うことには理由があります。それを少し分解してあげると、ご自身の大切にしている考えや価値感が見えてきます。

モヤっと演習は寝る前にやらないことをお勧めします。

Photo by Werner Du plessis on Unsplash