レゴⓇブロックを通じて話してみる
小田原市にある児童養護施設ゆりかご園で、里親制度を支援している担当者の方が神奈川県内から集まり、日頃はあまり話さない自分の想いや、感じている事を語りました。
タイトルは、「レゴⓇシリアスプレイⓇを活用した「私の現在地」ワークショップ − 想いを形に、語り、つながる時間 −」。
小田原、箱根、茅ヶ崎、平塚、海老名、三浦から9名の担当者に参加いただきました。



仕事のモヤモヤと脳の反応
後半では、仕事で感じる息詰まりや、ネガティブな感情について、脳のはたらきについて解説。

- 脳は脅威を感じるようにできている
- 不安や憤りは、SCARFモデルの5つに分類できる
など、日常の職場に照らし合わせて、脳がどう感じるのかを解説しました。
脅威を軽減するチームの行動
脅威は、周囲でおきる刺激によって、起きます。

例えば、「突然の来訪者があると、スケジュール調整が大変で不安になる」
「突然の来訪者」が防げない場合は、
チームの行動として、
「突然の来訪者が来た時の対応方法を事前に話し合っておく」
「他の担当者はどのように対応しているか、定期ミーティングで共有してもらう」
など、自身が感じやすい脅威について、チームの知恵を借りて軽減することが可能かどうかを考えていただきました。




たくさんのアイディアが作品に表現されました。
自分が直面している状況や場面は、「どうにもならない」と感じやすいですが、他者の困った状況には「こんな風にできるのではないか」と、やれそうなことが考えやすいです。
来年度は自分の地域でやりたい
今回は、プロボノ活動(ボランティア)でワークショップを提供いたしました。このように、地域貢献としてレゴⓇシリアスプレイのワークショップを提供できるのはとても嬉しいです。
来年度は、自分の地域で里親さんや児童相談所の方も交えてやりたいと言ってくださる方もおり、お声がけいただけるのを楽しみにしています。
参加された支援者の皆さま、ありがとうございました。
