誰もスーパーリーダーではない

リーダーシップの全ての要素が備わっている人は多分いないだろう。

成長マインドセットの視点でコーチングは行われるが、「誰もがリーダーシップは習得できる」というスタンスから成長を支援している。

なので、苦手なエリアは誰にでもあるのが前提だ。

「苦手」は脳の脅威シグナル

実は、脳は2種類の反応をする。1つは「脅威」もう1つは「報酬」。

なので、あなたが感じる苦手意識は、脳が何かに脅威を感じているサインなのだ。

このブログでも何回か紹介している通り、脅威の種類は5種類。(SCARFモデル参照)

このSCARFモデルを参考にすると、苦手な場面において、自分が何に脅威を感じているか、見えてくる。

脳は脅威をより多く強く感じる

SCARFモデルで書きだしてみよう

あるリサーチで、部下もリーダーも双方において、面談はとてもイヤなものだと思っているそうだ。

部下もイヤだなと思っているだけでなく、他のリーダー(米国の調査)も面談を嫌がっているのは、心強く感じるかもしれない。

まず、部下との面談で、何を脅威に感じているだろうか。書きだしてみて欲しい。

仮定の部下との面談が苦手なリーダー

脅威が軽減するには、どんな事をすればそうなるだろうか?

書きだしただけで一部スッキリするかもしれない。

では、もう一歩進めてみよう。

相手に求めることではなく、自分が出来ることをリストアップする

これらの脅威は、何をすると、軽減し、脳がよい状態(報酬)になるだろうか?

右側のオレンジ部分に書いてみよう。

成長のための実行可能なタスク

どうだろうか?実現可能なタスクに落ちていったのではないだろうか。

自分の状態は変えられないと思ってしまうと、息づまってしまうが、脳が反応しているだけだと考えれば、打てる手がみえてくる。

SCARFモデルが日々の成長に参考になればと思う。

Photo by Jeremy Bezanger on Unsplash