芝浦ビジネスモデルコンペティション

芝浦工業大学主催の芝浦ビジネスモデルコンペティションにてレゴⓇシリアスプレイⓇメソッドを活用したワークショップを2023年6月に開催しました。

豊洲キャンパスにある、明るくてオープンな雰囲気のBOiCE・ベイエリア・オープンイノベーションセンターにて35名の高校生・大学生・大学院生の方が参加しました。

自分の中にある不安を探索

ビジネルモデルをこれから練っていくために、自身の外側にある「社会の役に立つ」や「SDGs」よりも、自分の内側にあるビジネスの題材を探索しました。

ブロックで創る作品のお題は、「自分の中にある不安」。
普段は意識しないざらっとした残像が形になって現れてきました。

隣の不安を解決するアイディア

ビジネスモデルは、誰かのネガティブをポジティブに変えるための何らかのサービスです。

そのため、隣の席の人の「不安」を解決するアイディアを作品に創りました。

相手のために創った作品を、親身になって語り、そのアイディアをプレゼントしました。

話す事で私たちの考えをより理解する

レゴシリアスプレイでは、一人一人の作品を配置するランドスケープというワークがあります。
それぞれの作品のタイトルをつなげていくと、「私たちのストーリー」が自分達の言葉で出来上がってきます。

ワークショップでは、ワールドカフェ形式で、他のグループのランドスケープを聞きにいき、
そして、各テーブルで自分達のストーリーを発表しました。

参加者の感想

気づいたことや、ワークショップの手法について、たくさんの感想をいただきました。

今日の気づき

自分の不安不満は自身に対してのものが多かった
またやはり手を動かしての制作は楽しかった

自分の抱えている不安や不満は別の人にとっては簡単に解決できてしまうもので、人と協力することによって問題はより早く解決できることが可能

レゴの手法について

なかなか方針が思い浮かばなくてもとりあえずLEGOをくっつけてみると段々とりんかくが見えてきました

手を動かすことで自分が言いたいことが固まって思考が鋭くなった

自分にとってのリアリティを手にする

起業家やスタートアップのCEOは、自分が何者であるかを把握している(把握しようとしている含む)と、シリコンバレーでの事業をしているコーチが話していました。

社会や会社が何を求めているかを、急いで答えを出そうとする前に、自分にとってのリアリティをじっくり・素直に・楽しく表現していく学生の方の姿がとても印象的な5時間でした。
機会をいただきましてありがとうございました。

関連サイト:芝浦ビジネスモデルコンペティション