2021年9月に神奈川県小田原市にある児童養護施設ゆりかご園でレゴⓇシリアスプレイⓇメソッドと教材を活用したワークショップを実施いたしました。

施設で働く職員の方向け

ワークショップは、施設で働く職員の方に参加いただき、”自分が働く上で大切にしているもの”をレゴブロックを用いて考えていただきました。

コロナ禍の影響で、1年ぶりの対面ワークショップ。準備の段階からとてもワクワクでした。

感染症対策としてブロックは1人ずつ箱に入れてお渡ししました。

想いのつまったブロック作品

発表するときは指でブロックを指しながら話します
なりたい自分を考えます

プロボノ活動として

今回のワークショップは、フォーミュレイト合同会社のプロボノ活動(公共善のためのボランティア活動)として無償で提供させていただきました。

Sam Harris(サム・ハリス 米国の哲学者・脳科学者)氏のpodcastで聞いた、”10%活動” (事業のうち10%をプロボノもしくは寄付にあてる)、の考えにとても賛同したので、弊社の規模は大きくはありませんが、さっそく実践しました。

プロボノ活動を提供したい対象に、児童福祉や児童養護施設のこども達、職員の方を考えています。

特に、レゴⓇシリアスプレイⓇメソッドと教材を用いたワークショップは、一部の教育環境にいるこどもしか受けることができない現状のため、(高価な費用と教材、熱心な先生がいる環境)、プロボノ活動を通して「ブロックを使って考えやすく」「真剣に楽しく自分と向き合う」機会を一人にでも多く出会ってもらえるといいなという想いがあります。

職員の方の感想

普段の自分の考えや思いをレゴブロックで表現して発表するのは難しかったですが、客観的に自分に向き合えたと思います

こうだったらいい自分を作り、自分が遠い自分を描いていることにハッとした。

その場で考えていなかった自分の内面が暴露できたように感じる

「思い」を目に見える物としてつくる事は、なやみを具体的に知るきっかけになったとおもいます。

普段、お仕事に邁進されている職員の方々に、ご自身の価値観と、こうありたい姿、を作っていただきました。2時間という短い時間でしたが、ブロックを通してご自身への発見を得ていただけたかと思います。

これからも可能な範囲でプロボノ活動を通して、レゴを使ったワークショップを児童福祉関連の方々へお届けしたいと思っています。

ご興味ある方は、お気軽に問い合わせください。