芝浦工業大学でワークショップを開催

2022年芝浦工業大学のビジネスコンペティションでレゴⓇシリアスプレイⓇメソッドを活用したワークショップを開催しました。

タイトルは、「手を動かしながら「変えたい未来」を考えよう!」

大学生・大学院生のみなさんと、普段の思考方法から離れて、手を動かすことで自分たちの考えを形にしました。

芝浦キャンパス

手を動かしながら考えた4時間

どんどん欲しいパーツを選んでいく参加者
チーム名も作品で表現
ブロックを指でさして作品を共有
魔法のステッキが登場
「現実化してしまった不安」 vs. 「変えたい未来」をテーブルに配置
各チーム出現した未来を発表

考え方の変化を実感

参加者の声と感想を表した作品をご紹介します。

自分の考え方とその変化を感じた参加者:

”固まっていた思考がほぐれた”
”柔軟な考え → 決めつけない、受け入れる”

手で考えることについて

”手を動かしていくことで考えがまとまっていくというかのを感じた。頭だけで考えると思いつかないことも、手を動かすと思いつけると思った。”

”実際に形を想像しながら手を動かすことで、自分でも思ってもみなかった新たな一面を発見できた。”

”頭で考えてばかりいると進まない。手を動かすことによって、考えやアイディアが明確になる。”

”頭の中で考えていたものを実際に手を動かして表現してみると、自分が気づかなかったことも見えるようになったので、「形にする」という大事さを知った。”

フロー状態を感じられる参加者の声

“自分の中で車輪が回り始めた”
“アウトプットができたという意味で、開いた窓”

インサイト(ひらめき)が起こったのを感じた参加者:

”黄色はカミナリ ビビットしたひらめき アイディア”

自分たちが感じている不安

ビジネスモデルを検討する基点として、心のひっかかりを探します。そのため「自分の中にある不安」を作品に表現しました。

この瞬間、会場が、一気にどんよりと暗い気持ちに包まれました。

”いつかその不安は解決されることを表現”

感想に「カバンは、私たちは誰しも解決策を持っていることを表現」とあるように、参加者の方が、全体のワークを通じて、自分達が未来を変えていけると感じられたのが伝わってきます。

“未来に向かっていることを表す”

自分達は可能性がある存在である

“はしごが複数あることでたくさんの可能性を表している”

振り返りアンケートで、「変えたい未来」のために自分はどんなことをやってみたいですか?という問いに、ある参加者の方が、下記のように応えてくれました。

常に自分の可能性について考える。ふとしたときにアイディが浮かぶかもしれないからその機会を増やす。

自分に可能性がある。

そう、自分が信じられることが、これからの力になっていく。何かあっても可能性があるから前へ進める、そんな確信を感じた感想でした。

学生の皆さんが、もともと持っているモノを、このワークショップで掘り当て、形にしたことで、自信を手でされました。

参加いただいた20名の学生の皆さん、ファシリテーションに協力いただいたレゴⓇシリアスプレイⓇファシリテーター仲間の皆さん、機会をいただいた事務局の皆さま、ありがとうございました。