ビジネスモデルコンペティション

2021年11月に芝浦工業大学のビジネスモデルコンペティションで、「レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドと教材を活用したアイディア探索ワークショップ」を開催しました。

中学生・高校生・大学生・社会人と幅広い年代の方に参加いただき、半日かけてレゴブロックを創りながら、自分の考えをテーブルのチームの皆さんと共有、一緒に考えていきました。

作品を創る

作品を配置する

感想もブロックで創ります

振り返りシート 
創った作品/モデルを紙の上に置き、読み解きを書きます

解説

起業家を研究したサラスバシー氏は、エフェクチュエーション理論の中で、起業家に必要な要素の一つに”WHO YOU ARE 私は誰であるか”をあげています。

ビジネスモデルコンペティションに参加予定の学生さんには、まさに、今回のワークショップで、この”自分は誰か?”に向き合っていただきました。

「自分は何に強く思いを感じているのだろうか」、「自分はどんな風に解決したら良いと考えているのか」をブロックを通じて考えました。

参加者の感想

今回、自分はなんとなくでこの場にきましたが、思っている以上に楽しく、考え、学ぶことができた。レゴを用意するのは大変かもしれないが、他の物を使って、手を動かすという事を実行していきたいと感じました

高校生

自分は何か問題に対して深く考え、頭の中でメリット・デメリットの予測をしたり、トライ&エラーを繰り返してから具体的に取り組むことがよくあったが、それによって自分の考えが同様の方向に固執していることに気付いた

中学生

自分が考えられないような意見を聞いたことにより「そういう考え方もあるんだ!」という新しい発見ができた。人に向かって説明することが苦手だったが、みなさんが熱心に聞いてくれたおかげで、自分の意見をしっかりと伝えられた。→楽しかった。今日学んだ事を活かして、色々な方向から問題解決をできるようにしたい!

高校生

ワークショップを参加してみて、知らなかった自分を見つけることができた。自分でも、色々なたくさんのことを考えることができるのだと気付かされた。このような自分を知れたので、これからは物事を考える時息づまってしまった時に今回のことを活かし、視点を変えながら考えていきたい。

意見を伝えて交流することは議論を深める上でとても大切だと気付いた。自分になかった気づきは面白く、その気づきからまた別の人がさらに気づきを増やし、より深いディスカッションを楽しめた。この経験はぜひSBMCにも活かしたい。

高校生

参加者の方が、自分の考え方に気づき、他の人とブロックを通して意見交換することを楽しみ、そこで起こる深い考察にさらなる発見を感じていただいたのがとても嬉しく思いました。

参加いただいた皆さん、機会をいただいた事務局の皆さま、ありがとうございました。