大好きな図解
私の大好きな図解に氷山モデルがある。
レゴシリアスプレイのファシリテータートーレニングで出会った図は、引用元は、David Rock氏の『Quiet Leadership』だ。
研修時にリーダーの皆さんに、よくこの図を使ってお話をさせていただく。
メンバーの行動を変えたければ、成果や行動だけにフォーカスしていては変わりません。その背後にある、メンバーの感情や、考え方を引き出し、働きかけることが必要なのです。
と。そして、その手法としてレゴシリアスプレイをご紹介する。
自分は自分のなにを見ているか?
最近、コーチになるために研修を受け、コーチングという大海原の端に立つことにした。
そんな中、はてさて、
「氷山の下」「水面下に隠れているもの」を見るよう、リーダーの方々へお伝えしながら、
もしかして自分が見えている自分は、「水面からの上」の自分の”行動”や”成果”だけなのではかと、気がついた。
多分、コーチングの研修で、コーチされる機会が多かったのと、体験コーチセッションで、コーチイー(コーチングを受ける側の方)の方の変わる瞬間を見ているうち、はっとしたのだろう。
そして、反省したり、必要以上(過度なエネルギー消費)に落ち込んだりするのは、目に見えることだけで自分を評価している自分がいるからなのだと。
エモーション(感情)とフィーリング(感情)の違い
Dr. Evian Gordon は”Brain1-2-4“モデルで脳プロセスをこう説明している。
エモーションとは、何かのきっかけの対する無意識の反応。
フィーリングとは、エモーションを体験し、意識できたもの。
つまり、感情は水面下でうまれ、フィーリングとなって、ぷくぷくと水面に浮かんでくる。
氷の泡をみて、はじめて感情を認識している。
今日の気づき
頭に浮かんでくる。という言い回しがあるように、無意識のタンクに浮かんでいないモノがたくさんある。
たまには、潜ってなにがあるか見てみよう。
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